Confessin’
通っているギター教室の発表会でした。3度目です。
martin 00-18c 1967
演奏したのはI'm Confessin' That I Love You。「愛してるって告白するよ」という気障な題名のこの曲はメロディが美しいジャズスタンダードナンバーです。ナイロン弦ギターの名手アール・クルーをカヴァーしたんだけれど、彼の演奏はピアニストのセロニアス・モンクにおそらく基づいていて、僕はモンクのファンなのでこの選曲というわけです。
出来映えはというとたくさん練習したのにうーんいまひとつ。緊張で手が震えてしまって思うように指が回らない。今までの発表会ではこんなに固まってしまうことってなかったのになんでだろな。。
と、つらつらと考えて、あ、ひとりだったからだと結論した。いつもは先生とサポートの音楽家の方々をバックに演奏するんだけど、今回はひとりきりでのステージだ。どんなに些細な一音も自分の責任として返ってくる。と思うと怖い。
誰かに協力してもらうと気持ちは軽くなるけど結局は自分の言葉で相手に伝えないといけない。まさに告白みたいだなと曲のタイトルと重ね合わせてつまらないことを考えた。本当はアンサンブルの中でも自分の言葉でうまく語れるようになるのがいいんだろう。でも、それではやっぱり先生方に頼り切ってしまう気がするから半年後の発表会でもひとりで演奏してみよう。リベンジだ〜🔥
(そ)
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